DROAS

『どろ』の不思議を楽しく発見!オリジナル絵本と泥だんごづくり教材を無料配布~泥を通じて自然への関心を育む「DROASobi」プロジェクト~

2025.06.25

DROASobiについて

何億年も前から人の歴史と共にあった泥。

DROASはその魅力や機能を伝えるべく、「泥の恵みで、明日の美しさを育む。」をコンセプトに、ビューティーケア商品を発売してまいりました。

お客様の生活をより良くする価値提供に加え、今後は泥の力を美容以外でも追及し、さらにお客様の幸せの連鎖をつくり広げていきたいという想いから、

泥とのふれあいを通じたウェルビーイングに貢献する自然体験プロジェクト「DROASobi(ドロアソビ)」に取り組んでいます。

DROASobi体験プログラムについて

本プログラムでは、絵本で泥について学ぶことから始まり、泥だんご作りなど五感を使った活動を通して、子ども達が自ら工夫したり保護者の方や友人と関わる中で、「自己肯定感」「主体性」「コミュニケーション能力」を育むことを目指しています。


そしてこの度、DROASobi体験プログラムを実施するための教材セットを無料配布いたします。

DROASobi教材について

対象年齢:4歳から小学校低学年のお子様
所要時間:計90分程度

■ 教材01
『はっけん!びっくり!みんなつながる どろのせかい』(PDF絵本)

主人公の「大地」くんが、泥のようせい「クレイ」と「シルト」に出会い、泥が持つ力や魅力など「泥のひみつ」を知っていくというストーリーです。
私たちの生活と密接な関係にある泥についてお子様でもわかりやすく学ぶことができる構成になっています。



■ 教材02
泥だんごの作り方(PDF(A4サイズ))

教材①の絵本を読んだ後、実際に泥だんごをつくる際の手引きとなるフライヤーです。
つくる過程や完成した泥だんごについて、声を掛け合うことも大切にしたいポイントです。



■ 教材03
イベント等で実施される方向け

プログラムを学校、幼稚園や保育園等の施設で実施する際に運営の手引きとなる資料です。

DROASobiに関するアンケートに、回答のご協力をお願いします

https://questant.jp/q/29BXC4HZ

DROASobiは、泥と環境教育の第一人者、松本一郎教授に監修いただいています

泥を使った環境教育においては「泥に触れる」ということが基本になってきます。幼稚園や保育園で子どもたちは、土を触ったり泥だんごを作ったりする機会があると思います。動物が植物を食べ植物を育む泥があるといったように生態系の基盤であることを理解し、ありがたさの実感につながります。

泥を通した自然教育を絵本で表現することで、泥の成り立ち、特性や効果など、科学的な側面、および社会的な有用性などをストーリーとして説明することができ、すっと頭に入って理解しやすくなると考えています。

絵本の監修にあたり、「汚い」「泥臭い」といった泥のネガティブなイメージを取り除き、社会的に「なくてはならない存在である」ことを引き出すために、色合い的にもやわらかく、綺麗に全体をまとめるようにしました。また、普段何気なく街を歩いている中にも「泥」がたくさん使われているという気づきを与えるために、幼い「大地くん」の視点に立って、驚きや面白さを感じているような表現を意識しました。


島根大学 学術研究院 教育学系

松本 一郎 教授

1991年島根大学大学院を修了後、民間企業にて地球資源・環境についての調査研究に携わる。1996年金沢大学にて博士(理学)の学位を取得。2001年より同職。SDGs/ESD、ジオパーク、天体学習、防災教育に尽力。幼稚園などでの泥だんご保育にも力を入れている。SDGs担当の学長補佐を担っている。